きついだけじゃない。正直、楽しいから続けています
訪問入浴のきつさについては、別の記事で正直に書きました。腰への負担、夏の暑さ、人間関係のしんどさ。どれも本当です。
でも、それだけならとっくに辞めています。きついのに続けているのは、それを上回るくらい「楽しい」からです。今日はその話をします。
楽しさ① 「久しぶりね」から始まる関係
訪問入浴は、同じご利用者のお宅に定期的にお邪魔します。だから、行くたびに「久しぶりね」から会話が始まります。
「お姉さん、この前言ってたトマト、やっと赤くなったよ」
「孫が来たのよ」
「最近は夜ぐっすり眠れるようになった」
こういう一言から会話が始まります。一回きりの介助じゃなくて、通っているからこそ生まれるやり取りです。
この「続きから話せる」感じが、信頼してもらえている証拠のようで、素直に嬉しいです。入浴の時間だけの短い関わりだからこそ、逆にその時間が濃くなる気がしています。
楽しさ② 「ありがとう」がまっすぐ返ってくる仕事
訪問入浴は、基本的に喜ばれる仕事です。
「今日も気持ちよかった」
「また来てね」
「来てもらえて助かった」
家まで来てお風呂に入れる、それだけでこういう言葉が返ってきます。大半のご利用者・ご家族は、こちらが思う以上に感謝してくださっていて、それがまっすぐ伝わってくる。
病院や施設だと、忙しさの中で感謝の言葉が埋もれがちだったり、「やって当然」という空気の中で働くこともあります。訪問入浴は、良い意味でその真逆です。感謝が言葉や表情で、はっきり返ってくる。お互いに良い関係がつくれる仕事だと感じています。
もちろん、合わない人もいる。でも一人じゃない
とはいえ、十人十色。合わない利用者さんやご家族がいないわけではありません。これはどこの職場でも同じことだと思います。
訪問入浴が助かるのは、そういう時も一人で抱え込まなくていいこと。車に戻った瞬間、3人で「むかつくー!」って同じ温度で共有できる。一人だったら帰り道ずっと引きずっていたかもしれない出来事も、同じ場にいた仲間となら、その場で笑い話にできてしまいます。
とはいえ、その3人一組のメンバーもまた十人十色。チーム内の人間関係については、それはまた別のお話です。
まとめ
きついのは事実です。
でも、「また来てね」と言われたり、「久しぶりね」と笑顔で迎えてもらえたり。そんな積み重ねがあるから、私は今日もこの仕事を続けています。
訪問入浴は、体力だけでは続かない仕事です。でも、人と関わることが好きな人には、とてもやりがいを感じられる仕事だと思っています。
きつい理由を読んで不安になった方も、ここに書いた楽しさも同じくらい本当のことです。両方知った上で、自分に合いそうかどうか考えてもらえたら嬉しいです。
訪問入浴の働き方が気になった方は、まず求人を覗いてみるのもいいと思います。
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