訪問入浴はきつい?現役派遣看護師が3つの理由と対策を正直に解説

看護師の働き方

訪問入浴はきつい?正直に言います

結論から言います。体力的にはきついです。

ただ、きつさの種類がいくつかあって、対策できるものとそうでないものがあります。訪問入浴2ヶ月目の現役派遣看護師として、きつさを3つに分けて正直にお伝えします。

きつさ① 入浴介助の身体的負荷

訪問入浴で一番体にくるのは、移乗介助と着替えの繰り返しです。

要介護度の高い利用者さんのベッドから浴槽への移乗、入浴後の更衣…これを1件ごとに繰り返します。1日7件が標準なので、腰への累積ダメージは相当です。50代の身体には正直ズシっときます。

腰痛が持病としてある方には、かなり厳しい仕事だと思います。

対策:食事・睡眠・身体のメンテナンス

これは気合いでどうにかなるものではありません。栄養と休養をきちんと取ること、ストレッチや整体でこまめにメンテナンスすることが現実的な対策です。体が資本の仕事です。

きつさ② 車移動と気候

訪問入浴は複数のご利用者宅を車でまわります。移動中の車内待機、屋外での機材の積み下ろし、夏の暑さ・冬の寒さがそのまま体に来ます。

特に夏は過酷です。車内の温度、入浴介助中の湿気と熱気、屋外移動の日差し。体力の消耗が激しくなります。

対策:気候はグッズで乗り切れる

日焼け止め・冷感シート・車内日よけカーテンなど、対策グッズで乗り切れる部分は多いです。完全には防げませんが、準備次第でだいぶ変わります。

きつさ③ 利用者対応と人間関係(私にはこれが一番しんどい)

正直に書きます。これが私にとって一番しんどいです。

チームは毎回固定ではないので、苦手な人と組む日もあります。車内という密閉空間で長時間一緒になるので、人間関係の影響は少なくないです。

さらに、訪問入浴は在宅のご利用者宅にお邪魔する仕事です。ほとんどの方は感謝してくださいますが、中には心ない言動をする利用者さんがいないわけではありません。

ただ、訪問入浴には救いがあります。3人1チームで動いていることです。

嫌な思いをしても、同じ体験を3人がしています。終了後にチームで「さっきのはしんどかったね」と共有できる。これが一人で対応しなければならない環境との大きな違いです。同じ体験を共有できる仲間がいるだけで、気持ちの整理がだいぶ違います。

一人で抱え込まなくていい環境かどうかを確認する

私が働いている事業所では、利用者対応で困ったことがあれば相談できる雰囲気があります。少なくとも私が経験した範囲では、一人で抱え込ませる感じではありませんでした。派遣という立場は、合わない職場から離れやすいという意味でも、自分を守る選択肢になります。

それでも続けている理由

きつさを3つ並べましたが、私が続けているのには理由があります。

訪問入浴はご利用者との接点が入浴の時間だけです。病棟のように24時間関わり続けるわけでも、施設のように毎日顔を合わせるわけでもない。その時間、その場所で役に立てればいい。そのシンプルさが自分に合っています。

正直、病院勤務の頃とは違うきつさがあります。でも私にとっては、病院の夜勤や委員会より続けやすい働き方でした。きつさはある。でも、自分のペースで続けられる仕事でもあります。

まとめ

  • 訪問入浴は体力的にはきつい仕事。特に移乗介助と更衣介助で腰への負担が大きい
  • 夏場の暑さや移動も大変。ただしグッズで対策できる部分は多い
  • 利用者対応でストレスを感じることもある。ただし3人チームで共有できるのが救い
  • 一人で抱え込まなくていい事業所かどうかを転職前に確認することが大事
  • それでも続けやすいと感じる看護師もいる。「きついけど続いている」のが正直なところ

「訪問入浴、気になるけどきつそう」と思っている看護師さんの参考になれば嬉しいです。

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